別役実さんの名を知ったのは、小室等さんの歌だった。 六文銭時代の「雨が空から降れば」も別役作品「スパイものがたり」の劇中歌。 そんな興味で読んでみた。 「ジョバンニの父への旅」銀河鉄道の夜から23年後という設定。設定がちょこちょこ矛盾しているようだが、劇としてみている分には気にならないのかもしれない。 まあ、読んでいる際はそこそこ面白かったけど、他の作品の設定や登場人物に寄り掛かる作品ってどうなんだろう。 この演劇を観たからと云って「銀河鉄道の夜」の読みが変わることはないなあ。 「諸国を遍歴する二人の騎士の物語」途中までドタバタ喜劇なのか、という印象。最後はバタバタ人が死んで後味悪い。不条理劇と決めつけて見ない方が良いと後書き解説にあるけど、この劇見たいと思わないなあ。 これが別役さんの代表作なんだろうか。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く