アメリカの連邦取引委員会は、大手下着メーカーのワコールが着るだけで痩せられるとうたってアメリカなどで販売している女性用の下着について、科学的な根拠がなく法令に違反すると結論づけ、ワコール側が日本円で1億4000万円余りを支払うことで和解したと発表しました。 アメリカのFTC=連邦取引委員会は29日、大手下着メーカーのワコールのアメリカの子会社が、カフェインの成分が入っていて着るだけで痩せられるとうたって販売している女性用の下着について、検証の結果、科学的な根拠が認められなかったと発表しました。 そのうえで、アメリカの消費者保護に関する法令に違反するとして、ワコール側が連邦取引委員会に130万ドル(1億4000万円余り)を支払うことで和解したことを明らかにしました。 和解金は商品を購入した消費者への返金に充てられるということです。 この商品は日本では販売されていませんが、ワコールホールディン