全羅北道地方警察庁は28日、受け持ちの生徒と一緒に共産ゲリラ(パルチザン)追悼祭に出席し、北朝鮮の主張に同調したとして群山市のD高校の男性教師(49)の逮捕状を請求した。 男性教師は2005年5月、任実郡の中学校に勤務していた当時、淳昌郡の回文山で非転向長期囚らが行った「愛国烈士追悼祭」に生徒、保護者ら180人余りとともに出席した疑い。 共産ゲリラ追悼祭では「帝国主義ヤンキー軍隊(米軍)を殲滅(せんめつ)しよう」「米国と李承晩(イ・スンマン)かいらい政権を打倒しよう」などというスローガンが登場し、男性教師と生徒らは「反戦平和」や「国家保安法廃止」などの主張を盛り込み、平壌の学生に宛てた手紙を朗読した。教師は「正しい統一教育のために生徒と行事に出席した」と話しているというが、捜査当局は「集会のテーマや内容が明確に共産ゲリラや北朝鮮の主張を称賛しており、自由民主的な法秩序を脅かした」と逮捕