≪サービス残業、保険なし、セクハラ…派遣の悲哀≫ 所属する派遣添乗員に度重なるサービス残業をさせたとして、中央労働基準監督署がJTBの100%子会社「JTBサポートインターナショナル」(東京)に、労働基準法違反で是正勧告を出した。颯爽と世界を股に掛けるイメージの添乗員だが、水面下では親会社にいいように使い捨てられる、ハケンの悲哀が繰り広げられているようだ。 ■身分「みなし労働者」、日当は最高でも1万円 「ピーク時には1週間分の着替えを詰めたトランクを2個用意し、1つは成田空港に置いておく。10日間のヨーロッパ添乗から帰国した翌日、再び1週間のヨーロッパ添乗に出るためで、1つのツアーを無事に終了させても、帰宅する余裕などまったくない」 こう話すのは大手旅行会社系列の女性派遣添乗員(30)。時間管理ができないとされる「みなし労働者」の彼らが1日単位で支給される日当は、添乗経験日数によって
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