12月12日、タジキスタン政府は、占いや魔術を法律で取り締まる動きを見せている。写真は1月、同国のラフモン大統領(右から2番目)代表撮影(2007年 ロイター) [ドゥシャンベ 12日 ロイター] タジキスタン政府は、占いや魔術を法律で取り締まる動きを見せている。豪華な結婚式や葬儀を禁止した貧困対策の一環として行うという。 中央アジアの旧ソビエト連邦国として最貧国の同国では、オカルト的なものへの人気が高まっており、魔術師に会うための人の列が、病院にできる列より長くなる場合もある。 ロイターが入手した同国下院が支持する法案の草案では、魔術や占いにのめりこむ者に対しては、最低月額賃金の30─40倍の罰金が科されるとしている。 法案成立には上院による可決およびラフモン大統領の署名が必要だが、そのプロセスはあくまで形式的なものとみられている。 ラフモン大統領はことしに入り、豪華な結婚式や葬儀に対し