国際協力機構(JICA)は27日、世界的な金融危機で財政が厳しくなった途上国の貧困層対策を支援する緊急円借款を行う方針を決めた。 第1弾としてJICAが30日、モンゴルに28億9400万円を低利融資する契約を調印する。 途上国政府とJICA、協調融資を行うアジア開発銀行の3者が協力して医療制度改善や教育充実などの貧困層支援プログラムを策定し、JICAが実施資金を貸す仕組みだ。途上国の財政効率化につながる制度改革も促す。 麻生首相が今年4月、アジア諸国向けの政府開発援助(ODA)の拠出額を約5000億円上積みして2兆円規模にすると表明したのに対し、モンゴル政府から支援要請があった。 モンゴルは金融危機の影響で主要輸出品の銅価格が急落、失業率の急上昇や財政赤字拡大により貧困層支援が難しい状態にある。支援プログラムは子供の栄養失調防止策や教員研修プランなど。円借款の償還期間は30年、金利は年0・
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