私は石平太郎という奴も百田尚樹という奴も、碌に調べずデマばっかり吐いており、心の底から軽蔑しているのですが、その2人が対談本を出すとなれば、そりゃあもうデマと妄想だらけのものになるに決まっています。 さて、2015年に沖縄に作られた龍柱が、中国への属国意識を表すというデマはネット上で広く共有されていて、このブログでも取り上げたことがあります。そして、この本に置いて石平、百田も当然のごとくそれに乗っかっていました。 石平 2015年、沖縄の那覇市に「龍柱」が建ちました。翁長知事肝いりの事業です。ご存知のとおり、あれは中華皇帝のシンボルです。昔から中国には、領土外の土地を奪い取ったら、そこに龍の柱を建てる習慣があります。つまり、龍の柱が建てられた那覇市は…。 百田 中国のものだ、と? 石平 そうです。しかしこれを建てたのは、中国人ではなく沖縄人でした。それを「友好」などと持て囃している神経が私