いま話題の日本酒『タクシードライバー』をご存知でしょうか? これは映画業界で活躍するデザイナーの高橋ヨシキさんが岩手県の酒蔵『喜久盛酒造』の五代目蔵元に提案して生まれた日本酒なんです。 ラベルには実在の映画のワンシーンを彷彿させる、ちょっと昭和レトロ風のデザインが施されており、パッと見誰も日本酒だとは思わない外観です。 でも実際に手に取って飲んでみたら良質なお酒が入っているという意外性がウケて、年々生産量が増え続けているという大ヒット商品なのだとか。 ではいったいタクシードライバーはどんな日本酒なのでしょうか? タクシードライバーはどんな日本酒? 蔵元の藤村さんに聞いたところによると、 「一般的な日本酒は酒造好適米(酒米)と呼ばれる、日本酒を造る為に栽培された米で仕込みますが、このお酒は岩手県産の飯米(食用米)で仕込んでおり、醸造アルコールの添加と割り水(加水)をせずに搾りたての生原酒をそ