関西電力の経営幹部らの不透明な金品受領問題で、3人の幹部は、福井県高浜町の元助役からだけでなく、関西電力が工事を発注した業者からも現金や商品券を受け取っていたことがわかりました。発注先から直接、還流した形で、批判がさらに高まるものとみられます。 関西電力は2日、岩根茂樹社長らが会見を開き、経営幹部ら20人が高浜町の森山栄治元助役から現金や金貨などおよそ3億2000万円相当の金品を受け取っていたことを明らかにしました。 金品のほとんどは森山元助役から渡されていましたが、 ▽豊松秀己元副社長、 ▽鈴木聡常務、 ▽大塚茂樹常務の3人は、森山氏が顧問を務めていた「吉田開発」など関西電力が工事を発注した業者2社からも金品を受け取っていたことがわかりました。 このうち、 ▽大塚常務は吉田開発から100万円の現金と40万円分の商品券を、 ▽豊松元副社長と鈴木常務はもう一方の業者から1着50万円のスーツの
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