岡山県の公立高校、いわゆる進学校ではなく、生徒たちの進路は就職と進学で50:50にわかれる高校である。4年制大学進学は少数だ。教室の一角で女性教員は1時間ほど生徒とその母親を説得していた。 「いまの成績なら国公立大学の進学を狙えますよ。どうですか」 「はぁ。いやまぁ大学ですか……」 「いけるなら大学を狙ったほうがいいですよ。その先の可能性も広がります」 「はぁ。でも先生、あと4年も勉強するんですか?」 普通に考えれば、地方で国公立大学を卒業すれば、就職やその先の進路で可能性は広がる。この教員が以前、勤務していた進学校の生徒たちなら、親も含めて二つ返事で目標として決まるような大学だ。それでも、反応は薄い。 そこで、気がつく。この生徒の親や親族に、大学へ進学した人はいない。進学校の生徒たちとはその時点で、価値観に根本的な違いがある。大学進学のイメージがわかず、高校と同じような教室で勉強する生活
仙台市の大学生が、アルバイト先の飲食店で給料の未払いなどのいわゆる「ブラックバイト」の問題があったとして、飲食店の経営者に給料の支払いなどを求める労働審判を申し立てていた問題で、飲食店の経営者が200万円を支払うことで和解したことが分かりました。 申し立ての中で、大学生は最大で連続およそ40日の勤務が組まれ、大学の単位を落とすなど学業に支障が出たとして、経営者に対し未払い分の給料や慰謝料など合わせて210万円の支払いを求めていました。大学生の弁護士によりますと、飲食店の経営者と話し合いを進めた結果、経営者が大学生に解決金200万円を支払うことで18日までに和解したということです。 弁護士によりますと、大学生は「早期に和解したことはよかったと思います。これを機にブラックバイトがなくなるきっかけになればと思います」と話しているということです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く