スペインを発祥とし、無線LAN共有サービスを展開する企業FONに対して、伊藤忠商事およびエキサイトが出資をしたと先週発表がありました。詳細は記事にてご確認いただければと思いますが、個人の無線LANを相互開放することで全国、世界中のどこにいてもインターネットへの接続が可能となる状況を目指す企業であり、日本には昨年12月に上陸しています。もともとは昨年の夏前の上陸が予定されていたものの、日本では権利関係など整理すべき事項がいくつかあって上陸が遅れたとも聞いています。 実際、サービス開始後も日本の一部のプロバイダでは、FONの利用の禁止をする企業も存在します。それはFONの利用者が開放する無線LANを通じてプロバイダの直接の契約者でない人がインターネット接続の機会を得るのはタダ乗りではないかという議論です。ゆえに、FON側もユーザーに対して、自身で、契約しているISPとの規約に第三者開放を許可し