昨今、「ペットの終活」についての話題が増えてきました。その多くは、シニア期以降の犬や猫の生涯の終焉に重きをおく活動になっています。また、必要以上に楽しさを前面に押し出した活動も散見されるようになりました。しかし、それは飼い主とペットにとって最善の「終活」なのでしょうか。ペトハピでは、理想的な「ペットの終活」を目指して、自分でできる「ペットの終活」を提案してきました。今回はそれを元に、なぜ「ペットの終活」が必要なのかを一緒に考えたいと思います。 「ペットの終活」とは? 「ペットの終活」は、ペットの葬儀社やペット霊園が推奨していることが多いため、シニア期以降の犬や猫の生涯の終焉をテーマに「最後の過ごし方」や「見送り方」に重きをおく考え方になっています。 じつは、人間の終活が言われ始めたころにも同じような考え方でした。「縁起でもない」「終わりの活動なんて考えたくもない」と感じた人も多かったのでは