昨今、「ペットの終活」についての話題が増えてきました。その多くは、シニア期以降の犬や猫の生涯の終焉に重きをおく活動になっています。また、必要以上に楽しさを前面に押し出した活動も散見されるようになりました。しかし、それは飼い主とペットにとって最善の「終活」なのでしょうか。ペトハピでは、理想的な「ペットの終活」を目指して、自分でできる「ペットの終活」を提案してきました。今回はそれを元に、なぜ「ペットの終活」が必要なのかを一緒に考えたいと思います。 「ペットの終活」とは? 「ペットの終活」は、ペットの葬儀社やペット霊園が推奨していることが多いため、シニア期以降の犬や猫の生涯の終焉をテーマに「最後の過ごし方」や「見送り方」に重きをおく考え方になっています。 じつは、人間の終活が言われ始めたころにも同じような考え方でした。「縁起でもない」「終わりの活動なんて考えたくもない」と感じた人も多かったのでは
この「ペットの終活のすすめ」も最終回となりました。前回までに次のようなお話をしてきましたが、今回はその総まとめです。 第1回 ペットの終活は必要ですか? 第2回 もしもの事態に備えてホームドクターをつくる 第3回 ペット保険とペット信託で万が一に備えよう 第4回 ペトハピライフノートを作成する 第5回 写真・画像データを整理する/思い出を整理する 第6回 要介護状態になった場合を考える 第7回 「供養スタイル」を検討する やるべきことの整理これまでご紹介した内容から、飼い主であるあなたのやるべきことが見えてきたと思います。やるべきことを実現するためには、それらを整理し、いつまでに実現するかという目標を設定する必要があります。優先順位を考えながら、余裕を持ったスケジュールを決めていきましょう。下記の手順で進めていくと、きちんと整理しながら達成することができます。 1.大きめの付箋紙を用意して
ペットにふさわしい供養を検討する愛するペットが“最期の時”を迎えたら、あなたはどうしますか? いつかは別れが来るとわかっていても、実際にその日を迎えると、どうしたらよいのかと困惑してしまいます。大切な家族の一員であるはずなのに、どのように供養すべきか迷ってしまうのです。 ペットの供養は、ペットと飼い主の関係で考えるものであり、人間のように先祖代々という永続的なものではありません。ですから、ペットの供養は飼い主や、その家族が納得のいくことをするのがよいと考えます。 自宅で写真を飾り、大好きなおもちゃやおやつをお供えする。ペット専用の共同墓地に埋葬する。ペットのお墓を購入して埋葬する。ペットの供養の仕方に「形」はありませんので、どれもがよい供養と言えるでしょう。大切なことは、ペットを思い出し、いつまでも忘れないでいてあげることです。納得のいく供養ができるように、ペットが元気なうちから検討してお
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く