WPC EXPO 2005の開催3日目である10月28日、米Amazon.comのワールドワイド・ハードライン・リテール担当シニア・ヴァイスプレジデント、カル・ラーマン氏が「最新米国ネット市場の動向とAmazonの戦略」と題した基調講演を行った。 ラーマン氏は冒頭、Amazonの成功を支える循環型成長戦略の構図を紹介した。まずは「コストのかからない構造」を用意する、これにより「低価格販売」が可能になり、「顧客体験」が向上する。そうすると顧客からの「トラフィック」が増え、「商品を卸す会社も増える」。これは「(商品)セレクション」の充実につながり、それがさらに「顧客体験」を向上させる。また、Amazonならではの「使いやすさ」を向上させることも顧客体験を良くする。こうした良い顧客体験が再びトラフィックにつながる--この好循環がAmazonに成長をもたらすというのだ。 「実行するのは簡単ではない
2005/10/27 楽天は10月26日、東京放送(TBS)の株を買い増し、25日時点で19.09%を保有していると発表した。楽天が提案している共同持ち株会社の構想をTBSに早期に検討させるのが楽天の狙い。一方、TBSは敵対的な株主が20%超の株を取得した場合に、買収防衛策を発動するとしていて、楽天の株買い増しに反発するのは必至。楽天の代表取締役会長兼社長 三木谷浩史氏は「(共同持ち株会社が実現すれば)この株の買い増しは楽天にとっても、TBSの株主にとってもプラスになる」と述べた。 楽天によるTBS株の取得が分かってからTBSは株を買い増さないよう楽天に要請していた。しかし、三木谷氏は会見で、TBSが安定株主を集めようとしていることを指摘したうえで、「安定株主化を進めながら、誰が買ってもいいTBS株を買うなというのは相反する」と反論。「交渉のいかんにかかわらず、どうして買っちゃいけないのか
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