文学と学問・世間論に関するPyotr1840のブックマーク (7)

  • 宇野常寛「リトル・ピープルの時代」書評 小さな物語に依存「拡張現実の時代」|好書好日

    リトル・ピープルの時代 [著]宇野常寛 書は『ゼロ年代の想像力』で華々しいデビューを飾った若手批評家の三年ぶりの書き下ろし評論集である。テーマは再び「想像力」だ。議論の構えは大きい。震災後の現状をふまえ、宇野はまず村上春樹を参照する。ビッグ・ブラザーが体現していた「大きな物語」が失効し、人々は目先の「小さな物語」に依存しようとする。 『1Q84』で村上が描いた「リトル・ピープル」こそは、意図も顔も持たずに非人格的な悪をもたらす「システム」の象徴だ。今必要なのは、制御不能におちいった「原発」のような巨大システムに対する想像力なのだ。 しかし宇野は、村上作品に頻出する、男性主人公の自己実現のコストを母なる女性に支払わせるというレイプ・ファンタジィ的な構造を批判する。その構造に潜むナルシシズムが、リトル・ピープルの悪を隠蔽(いんぺい)してしまうからだ。 ここに至って、書の中核をなす二つのテー

    宇野常寛「リトル・ピープルの時代」書評 小さな物語に依存「拡張現実の時代」|好書好日
  • 東洋経済オンライン

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  • 村上春樹「1Q84」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    (がんがんにネタバレあります。ミステリ仕立てなので、畳んでおきます。) 1Q84 BOOK 1 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行購入: 45人 クリック: 1,408回この商品を含むブログ (1247件) を見る1Q84 BOOK 2 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行購入: 40人 クリック: 432回この商品を含むブログ (925件) を見る 友人が、DVと虐待がモチーフだというので、盆休みを機に読んだのだが、できの悪いラノベだったので、ある意味衝撃を受けた。 Book1、Book2がそれぞれ500ページ、併せて1000ページという大作である。舞台は1984年の日。軸になるのは、小説家の卵である天吾と、スポーツインストラクターの青豆の二人である。青豆は、DV被害者のシェル

    村上春樹「1Q84」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • そういえば私の1984年だって他の誰の1984年とも違う - 東京永久観光

    1Q84を「世界水準」「桁違いのスケール」と絶賛しているのは加藤典洋だが、そうじゃないでしょ「セカイ水準」の間違いでしょ、と言い返しているブログがあって、思わず笑った。1Q84は「大長編ドラえもんの世界じゃないか」という見立てもあったが、似たような読後感なのかもしれない。 ◎http://d.hatena.ne.jp/font-da/20090817/1250525023(キリンが逆立ちしたピアス) ◎http://d.hatena.ne.jp/orion-n/20090621(不連続な読書日記) ともあれ、「メシうま」とは今まさに『1Q84』。もうそれは国民的、百年単位のおかず。…というわけで、『村上春樹「1Q84」をどう読むか』と『村上春樹「1Q84」の世界を深読みする』を一緒に買ってきて、楽しんでいる。 ★村上春樹『1Q84』をどう読むか asin:4309019331 ★村上春樹

    そういえば私の1984年だって他の誰の1984年とも違う - 東京永久観光
  • 和辻哲郎の青春 - jun-jun1965の日記

    勝部真長(みたけ)の『青春の和辻哲郎』を読んでいる。谷崎との交遊が中心なのだが、谷崎伝を書くとき、見忘れていたのだ(そういうがあることは知っていた。だって『遊女の文化史』と同じ月に同じ中公新書で出たんだもの)。もっとも、谷崎の文章や書簡がふんだんに引用されているので、特に新発見はない。 勝部は、復古的な倫理学者だが、それにしてはゴシップ風でおもしろい。特に、1971年、雑誌『心』で、竹山道雄、市原豊太、林健太郎らが、若い頃の和辻の話をして、けっこう藝者遊びなんかもしたらしい、と言ったのが、存命だった和辻照を怒らせ、そんなことはないと、当時を知る亀井高孝の手紙まで載せて反論したというのが面白い。 ところで照は1977年6月に没したのだが、ちょうどその頃、今東光も病んで、『中央公論』連載中の谷崎回想記『十二階崩壊』が中絶していたのだが、その『十二階崩壊』には、和辻と武林無想庵が男色関係にあっ

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  • MouRa|FRAMES INTERVIEW 東浩紀インタビュー

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネット(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 ※1 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 ※1 レジストラ「GMO Internet, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 ※1 2020年8月時点の調査。

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