歴史と文化に関するPyotr1840のブックマーク (1)

  • 福助

    福助 福助 ふくすけ 福助の発端については幾つかの説があるようですが最も有名なものは京都の大文字屋の主人に関するものです。その話を書いた「大丸騒動綾錦都乃花衣」(花の舎静枝著・明治25年)によれば次のようなことであったといいます。 八代将軍吉宗の頃、伏見の百姓下村三郎兵衛に彦太郎という子供が生まれました。この子は頭が大きく背が低くて耳たぶが垂れ下がっていましたが、9歳で上長者町の大文字屋に奉公に出て主人に認められ、やがて独立して伏見京町に大文字屋の支店を出すまでになって、名前も彦右衛門と改め、名古屋からお常という嫁ももらいました。 彦右衛門は伏見のお稲荷様の信仰が厚く、そのせいかある時の実家の名古屋で木綿の足袋・腹がけと「大」と染めた手ぬぐいを売り出したところ、これが大流行し、あっという間に大店の主人に出世しました。これを見ていた伏見の人形師たちが彦右衛門の人形を作り、福助と名づけて売り

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