長崎原爆のキノコ雲(1945年8月9日) 1945年8月、植民地体制と世界大戦に象徴される多極体制は終わり、脱植民地化およびアメリカ合衆国とソビエト連邦と言う二つの超大国による冷戦(両極体制)に突入した。冷戦下では、世界は東側諸国・西側諸国・第三世界の三つに大分された。第三世界は東西陣営による勢力争いの舞台にもなり、朝鮮戦争、ベトナム戦争のような代理戦争やキューバ危機が引き起こされた。一方、1945年10月に国際平和を目的とする国際連合が設立され、各所の緊張緩和に貢献した。 しかしながら、1970年代以降、米・ソの経済力の差は広がる一方であった[1]。そして、1989年11月10日のベルリンの壁崩壊、1991年12月26日のソビエト連邦の崩壊により冷戦は終結した。 アメリカ同時多発テロ事件で炎上するWTC(2001年9月11日) ソビエト連邦が消滅すると、アメリカ合衆国による一極体制・新自