2010年08月15日 頂き物のアユを塩焼きにして思うこと (1) カテゴリ:日常生活(食品) 昨日の昼は素麺とアユの塩焼き。実家のご近所さんからのお裾分け。吾妻川支流での釣果らしい。吾妻川は群馬県北西部の河川、八ッ場ダムの建設地。もともと、吾妻川は万座・草津温泉から強酸性の温泉排水が流れ込む死の川。今は、温泉排水が中和され、魚も住める様にはなっているが、海からアユが遡上する訳はない。食卓に上ったのは川に放流された琵琶湖アユ。川で捕れた天然アユと言い張り家族に食べさせてみる。何やら有難がり好評。物は美味しんだけどちょっと複雑。 アユは秋(9-2月)に川の下流で産卵し、仔魚は、海・河口で5cm~10cm程度の若魚に育ち、翌春(4-5月)に川を遡上し、上流で成魚となる。秋に川を下り産卵をして一生を終える一年魚。友釣りが普及するまではたいへん高価な魚だった。アユの成魚は約1m四方程度の縄張りを持