「なに言ってるかわからないと思いますが、弊社、茶葉の販売はじめます」――シャープは11月11日、ひきたてのお茶をいれる「ヘルシオお茶プレッソ」向けに、専用の茶葉「ヘルシオお茶プレッソで飲む抹茶」を発売した。同社が食品を取り扱うのは初めて。内容量は60グラムで、価格は6000円(税別)。 発売するのは、抹茶の元になる「碾茶」(てんちゃ)の茶葉。製造過程が特殊なため、煎茶や玉露と異なり茶葉の形で流通するケースは少なく、ほとんどが粉末の「抹茶」として販売されている。「お茶プレッソ」は粉末の状態でも利用できるが、利用者からは「煎茶に限らず、『抹茶』もその都度必要な分だけひきたい」という声が多く、点てる直前にひけるタイプの茶葉の商品化に踏み切ったという。 昨年発売した「ヘルシオお茶プレッソ」は、茶葉を丸ごと粉末状にし、栄養成分を逃さない“健康志向の家電”として、高めの年齢層の女性ユーザーを中心に好評