<ソフトバンク3-4日本ハム>◇4日◇ヤフオクドーム 温厚で知られる日本ハム大引啓次内野手(29)が激高し、乱闘寸前のもみ合いになった。ソフトバンク大場に、8回1死から顔面付近をシュートしながらえぐられて死球。マウンドへと詰めより、両軍ベンチから選手も飛び出し、一触即発ムードになった。オリックス時代の09、11年にも頭部死球を受けている因縁も背景にあった。3回に決勝の先制打を放つなど活躍したが「前のこともあったんでね。なめられて終わりたくない。ハートは熱く、頭は冷静にいきます」と、気を静めていた。