ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2日、家庭用ゲーム機プレイステーション3の旧型機で、1日から2日にかけて、インターネットに接続できないなどの障害が起きたと発表した。ソフトウエアの欠陥で、ゲーム機内部の時計が、今年を「うるう年」とする設定になっていたためという。 1日午前9時ごろから、ネットに接続できなくなったり、ゲーム起動時などにエラーが出たりするといった苦情が寄せられ、不具合が分かった。昨年9月以降に販売した新型には障害が起きていないという。 SCEは「一部のデータが回復できない可能性がある」として、該当する機種の使用を控えるようホームページなどで呼びかけていた。2日午前9時ごろから自然に障害は解消され、2日夕時点では使用に支障がなくなっているという。