3月某日、「1UP情報局」の編集部内でお菓子を食べながら情報収集をするスタッフがいた。社内で「ドラゴン」と呼ばれている男は、目の前のチョコレートを手にとったとき、フリマアプリ『にじいろ☆』の看板娘「七星なな」からバレンタインで貰ったことを思い出す。一時期は、2次元キャラの「手作りケーキ」や「手紙」などに喜んでいたドラゴンだが、ある日、自分以外にも貰っている人が存在することに気づく。それ以降、彼は二次元のキャラクターを見ると「中の人はオッサン」としか思えないほど、疑い深い性格になってしまった。しかし、会社にいても作業がなかったので、チョコのお返しを届けるために、株式会社ディマージシェアに向かうことにした。