少し前の話題になってしまいましたが、日経が「ブログ開設10人に1人・07年11月1354万件」と発表した件。 個人がインターネット上で手軽に情報発信できるブログ(日記風の簡易型ホームページ)の国内開設数が急増し、1300万件を突破した。日本人の10人に1人が「私のブログ」を持っている計算だ。 ブログ開設10人に1人・07年11月1354万件 – NIKKEI NET(日経ネット) smashmediaの河野さんも自身のブログで何度も書いてらっしゃいますが、まともなブログの数は1300万件もないです。日経の記事には「休眠状態のブログや1人で複数を開設しているケースもある」と申し訳なさげに注意書きしていますが、それよりも大量のスパムが間違いなくその数字に含まれているだろうというのが問題です。 smashmediaの河野さんが「日本のブログ数はどのくらい?」とアンケートを採っていらっしゃっていて
ごめんなさい。smashmediaのブログは削除されました。 10年に渡り、あちらこちらに書き連ねてきましたが、ご愛読いただきほんとうにありがとうございました。またリンクしてくださった方にも、心からお礼申し上げます。 以下、少し駄文を書きます。 ブログには「パーマリンク」という基本的な考え方があり、すべての発言や記事は半永久的に固定されたURLによって公開され、未来におけるアクセス権(閲覧可能性)を担保するという、じつに素敵なコンセプトなのですが、一方で古い情報が永遠に残り続けてしまうという弊害も生んでいます。 ブログというものが「ストック」であるならば、そこに書かれた内容に対して、書き手であるブログ運営者は責任をもつべきで、自らの考え方が変われば内容を更新し、状況や情報が変われば現在にあわせて修正すべきです。 でも現実問題として、そこまでさかのぼって更新や修正をできるほうが稀で、結果とし
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