取材・文:鴇田崇 写真:FLIXムービーサイト スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ミュンヘン』は、1972年のミュンヘン五輪で実際に起きたパレスチナ人ゲリラによるイスラエル選手団襲撃事件の後日談を描いたシリアスな作品。スピルバーグ監督作品の中でも政治色が強いために監督自身が宣伝活動を控えている中、主演のエリック・バナが緊急来日。事件の報復として犯行メンバーの暗殺を命じられたイスラエル側工作員のリーダーを演じたバナにさまざまな話を聞くことができた。 ADVERTISEMENT スピルバーグからじきじきにオファーQ:今回の『ミュンヘン』にはどういう経緯で出演することになったのでしょうか? 実は僕が『トロイ』をまだ撮影中のころ、LAで『ターミナル』を撮影中のスピルバーグ監督から連絡があって、ランチを一緒に食べようということになったんだ。それで実際にお会いしてランチを食べながら、ミュンヘンオ
たった独りで来日したエリック・バナ スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ミュンヘン』のマスコミ向け完成披露試写会が、都内の劇場で開催され、主演のエリック・バナが舞台あいさつに登壇した。 実際に起きたテロ事件を題材にした本作は、スピルバーグ監督の徹底した秘密主義計画により、詳細が闇に包まれたままだった。その徹底した情報管理は、日本にもおよび、通常1か月から3か月前には開始されるマスコミ向け試写会が、公開のおよそ2週間前にようやく完成披露試写会が開催されるという異例の事態となった。 上映を待ちわびるマスコミが詰めかけた会場には、主演のエリック・バナがサプライズゲストとして登場。「この作品は僕の心に残る作品になった」と語り、その表情から映画の仕上がりに大満足していることがうかがえた。「実は昨年の10月に撮影を終えたばかりなので、まだ役から抜けきれていないんだ。また半分は“暗殺者アヴナー”のま
Israeli Prime Minister Golda Meir (Lynn Cohen, right) in a strategy session in "Munich." Steven Spielberg’s “Munich” is an act of courage and conscience. The director of “Schindler's List,” the founder of the Shoah Foundation, the most successful and visible Jew in the world of film, has placed himself between Israel and the Palestinians, looked at decades of terrorism and reprisal, and had one of
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