中国共産党は、きょう中央委員会総会を開き、習近平新総書記を頂点とする新たな最高指導部7人、いわゆる「チャイナ・セブン」が決めました。 この人事をめぐっては、前任者胡錦涛氏のグループと、さらにその前任者江沢民氏のグループが、ぎりぎりまで、水面下で激しい勢力合いを続けたと見られています。 そこで今夜は、難産の末、ようやくスタートした、新しい指導体制のもとで、今後、 中国がどう変わり、日本との関係はどうなるのかについて考えてみたいと思います。 新しい最高指導部のお披露目は、胡錦涛氏から共産党のトップ、総書記のバトンを引き継いだ習近平氏が、新たに政治局常務委員になったメンバーを紹介する形で行われました。 政治局常務委員は、これまで9人でしたが、今回は2人減って7人となり、習近平氏と、来年春首相になると見られる李克強氏の二人以外は、すべて入れ替わりました。 では、ここで新しい最高指導部の顔