浦和“高原2世”大迫獲得に全力 浦和が、来季の新加入選手候補を高校屈指のFW大迫勇也(鹿児島城西高)に一本化し、今月中にも再び練習参加させることを計画中だ。中村GMは「ユースの昇格組を除けば、大迫選手以外には動かない」と明言。山道強化部長は先週、沖縄で開催されたU―18選抜の大会に参加中の大迫を視察。「個人で突破もできるし、人を使うのもうまい」とその能力を高く評価した。 大迫は1メートル82の長身ながら足元の技術も高い万能型で、あこがれの選手に高原を挙げる。既に鹿島を筆頭に複数のJクラブが触手を伸ばしており、争奪戦となることは必至。だが浦和ではどこよりも早く2年前から3度にわたって練習に参加させてきた。今月の練習参加はエンゲルス監督自らが希望しているという。黄金期形成へ、浦和が将来のエース候補として「高原2世」の獲得を目指す。