トップ > 中日スポーツ > グランパス > 望月重良のコラム「Jファイル」一覧 > 記事 【望月重良のコラム「Jファイル」】 非情と言い切れない監督交代 2008年4月25日 Jリーグ開幕から2カ月がたち、いよいよ厳しいゴールデンウイークがやってくる。好調なチーム、序盤につまずいて出遅れたチームがあるが、過密日程のGWを終えると、その区分けは、もっと明確になる。 2カ月以上、エンジンがかからないチームは、カンフル剤として「監督交代」を現実的な問題と考えざるを得なくなる。今季は浦和がオジェック監督からエンゲルス監督に、川崎が関塚隆監督から高畠勉コーチに交代した。 僕が最後にプレーした横浜FCでは2006年、J2の開幕戦を終えただけで、監督が交代したことがあった。高木新監督のもと、リセットされたチームは快進撃を続け、誰も予想していなかったJ1昇格を果たした。これは、監督交代で悪い