さて、残念ながらマヤ暦が終わっても世界は終わりませんでした。皆さんにはこれから聖夜を迎えていただくことになるのですが、聖夜に敢えて漫画喫茶に篭ってマンガを読んで過ごそうという猛者の皆さまのために、Bookニュースが選ぶ「聖夜のためのマンガ10選」を作ってみました。参考にしていただければ幸いです。 第1位:『空が灰色だから』 「2012年 このマンガがすごい!」ではこれが1位になると思っていたんですけどね。鬱屈した人生を歩んでしまう、不器用な人間を描かせたら、今この人の右に出る人はいないと思います。読むと胸がえぐられますが、そのえぐられた胸に開いた穴からなぜか青空に行き交う雲が見える一瞬があったりして、さわやかな気持ちになれること請け合います。特にいまのところの最新刊第3巻の最終話は素晴らしいですね。社会的にはリア充たちがよろしくやっている筈のクリスマスの夜に、こんな作品を独りで漫画喫茶で読