今回は、バグレポートの典型的な問題パターンを紹介します。ここで紹介するパターンは、バグ票ワーストプラクティス検討プロジェクトが収集中の「困った」バグレポートとして挙げられたものを参考にしています。プロジェクトは継続して困ったバグレポートを収集していますので、こちらのアンケートフォームから情報をお寄せください。 それでは、具体例を交えて問題のあるパターンの典型例を見てみましょう。 このバグレポートはいったい何を言いたいのか システムテストの開始直後 テストエンジニアA: このシステムでは、連携システムXからの日時のデータのタイムゾーンが他のサブシステムのタイムゾーンと違っていて、ここにバグがよく起こるんだよな・・。今回もそうかもしれないから、まずは、ここをテストしてみよう。 連携システムXを含めたテストの実施中 テストエンジニアA: ほら、やっぱり。連携システムXからの送信データが過去日付だ