韓国では、ソウル近郊の教会で新型コロナウイルスの集団感染が新たに発生し、これまでに信者など45人の感染が確認されていて、韓国政府は「首都圏での大流行も懸念される」として警戒を強めています。 韓国では先月に入って、ソウルのナイトクラブで270人規模の集団感染が発生したのに続いて、ソウル近郊のプチョン(富川)にある物流センターでも100人を超える集団感染が起きていて、首都圏を中心に感染者の数が再び増加傾向にあります。 このため韓国政府の対策本部の関係者は2日の記者会見で「人口が密集し、行き来する人も多い首都圏での大流行も懸念される」と指摘しました。 韓国政府は今月14日まで首都圏を対象に、博物館や美術館などの公共施設を閉鎖するとともに、不要不急の外出や会食を控えるよう呼びかけるなど、警戒を強めています。
その結果、この男性が長時間滞在した梨泰院のナイトクラブ「キング(King)」を中心にコロナ感染者が続出し、5月11日現在で計79人の感染者が発生したのだ。 「ブラック睡眠部屋」とは? さらに今回のクラスターへの対策を複雑にしているのは、その20代男性が歩き回ったクラブのうち、「キング」など3カ所が、いわゆる「ゲイ・クラブ」だったことだ。 このため、クラブの利用者がアウティング(本人の望まないカミングアウト)を恐れ、防疫当局の調査に応じないケースが続出している。防疫当局によると、約5500人のクラブ利用者のうち2000人ほどが虚偽の連絡先を残し、連絡が取れていない状態だという。防疫当局は、携帯電話会社とカード会社にデータの提出を要請し、警察からも協力を得てクラブ利用者全員を捜し出して検査を受けさせる方針だが、現状は厳しい。 「感染した男性が訪れた当日のクラブ内部映像」とされて流布された動画(
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