電通は2月28日、社内横断組織「電通ブロックチェーンコミュニティー」を3月1日付で発足させると発表した。ブロックチェーン技術のビジネス活用を促進していくことを目指す。 今後、広告コミュニケーション領域においてもブロックチェーンを使った新たなビジネスが誕生すると予測。活用に向けては、同社が関与するFinTech産業拠点「FINOLAB」に加盟するスタートアップとの連携を深めることで、広告ビジネスにおける新しいソリューションの開発を目指す。 アドバイザーには金融庁長官などを歴任した畑中龍太郎さんを迎え、「信頼性を担保したブロックチェーン技術の研究開発を推進したい」としている。 (太田智美) 関連記事 IIJがデジタル通貨の金融サービスに参入 さまざまな通貨の取引や交換を可能に インターネットイニシアティブ(IIJ)が、デジタル通貨の取引、決済を行う金融サービス事業に参入すると発表した。銀行や流