Spotify、ニューヨーク証券取引所に「直接上場」へ ティッカーは「SPOT」スウェーデンの音楽ストリーミングサービスSpotifyは2月28日（現地時間）、ニューヨーク証券取引所（NYSE）への直接上場を申請した。ティッカーは「SPOT」。 米証券取引委員会（SEC）に提出した文書には「われわれの上場は通常のIPOとは大きく異る」とあり、「直接上場（direct listing）」であることを説明している。 直接上場とは、新たな株式は発行せずに、自社の株式を直接証券取引所に登録する方法。公開価格は定めず、上場日の売買注文に基づいて決まる。資金調達は特に必要ないが市場で株式を売買したい場合などに適している。Spotifyは最大10億ドルの資金調達を申請している。 Spotifyは2006年立ち上げのストックホルムに拠点を置く音楽サービス企業。SEC文書によると、同社は世界61カ国でサービスを提供しており、MAUは1億5900万人、有料サービス契約者は7100万人。2
