博報堂DYホールディングスは5月11日、傘下のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)とアイレップが10月3日付で経営統合すると発表した。 株式移転により共同持ち株会社「D.A.コンソーシアムホールディングス」を設立し、傘下に2社が入る形。直近の通期決算による両社売上高の単純合算は約2000億円。 DACはネット広告を幅広く手がけ、アイレップは検索広告事業を展開。経営統合で両社の協業を密にする一方、重複業務を集約することで効率化し、環境変化が著しい広告市場に対応する。 合併などの方式も検討したが、両社それぞれの機能を持ちつつ共同持ち株会社方式による統合が最適と判断したという。