中央アジアで経済的な影響力を強める中国を念頭に、日本政府は存在感を高めるため、ウズベキスタンに対し、発電所の建設などに、およそ1800億円の円借款を行う方針を固め、19日行われる首脳会談で表明する方向で調整しています。 大統領の来日にあたって、日本政府は、中央アジアで積極的なインフラ整備を進める中国を念頭に、この地域での存在感を高めるため、ウズベキスタンに対し、エネルギーや農業分野への支援として、有償資金協力である、およそ1800億円の円借款を行う方針を固めました。 具体的には、天然ガスを燃料にした新たな火力発電所の建設に1300億円、既存の火力発電所の改修に300億円、農家が農業機械などを購入する際の資金として200億円を円借款で供与するとしています。 19日に行われる安倍総理大臣との首脳会談で表明する方向で調整しています。