アジアで高機能物流のインフラを整備する動きが広がってきた。大和ハウス工業はインドネシアで100億円を投じて大規模倉庫を建設し、タイでも計画する。三菱倉庫もインドネシアで稼働させる。所得が向上するアジアでは、ネット通販などで速く確実に商品を届けてほしいという消費者の需要が拡大。豊富なノウハウを持つ日本企業に商機を生み出している。
アジアで高機能物流のインフラを整備する動きが広がってきた。大和ハウス工業はインドネシアで100億円を投じて大規模倉庫を建設し、タイでも計画する。三菱倉庫もインドネシアで稼働させる。所得が向上するアジアでは、ネット通販などで速く確実に商品を届けてほしいという消費者の需要が拡大。豊富なノウハウを持つ日本企業に商機を生み出している。
【バンコク=小谷洋司】東南アジア各国が貿易促進に向け税関改革に取り組んでいる。フィリピンは輸入貨物への関税額を輸入事業者にあらかじめ通知する制度を導入した。ミャンマーでは日本製電子通関システムが稼働。発足1年を過ぎた東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)でモノの動きが円滑になり、企業の物流費削減や市場開拓に弾みが付く。通関制度はASEANにサプライチェーン(供給網)を張り巡らす自
佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(HD)はベトナム宅配5位のファット・ロック・エクスプレスを買収する。ベトナム都市部で手掛ける自社の宅配事業と統合し、同4位に浮上する。SGHDが海外の宅配会社を傘下に収めるのは初めて。ベトナム全土で自前配送する体制を築き、インターネット通販の普及などで拡大する物流需要を取り込む。ファット・ロックの現経営者から全株式を取得することで合意した。同社は200
ヤマトホールディングスはシンガポールとマレーシアの間で、小口荷物の翌日配送サービスを4月に始める。ネット通販事業者や企業が出す荷物を越境して運び、個人宅や事業所に届ける。従来は日本とアジアの国を結んでおり、アジア同士での輸送は初めて。東南アジア諸国連合(ASEAN)全体でのサービス提供を視野に入れ、輸送網の拡大を急ぐ。シンガポール、マレーシア(クアラルンプール、ジョホールバル、ペナンの3都市
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