Fresh ripe perfect strawberry photo from Shutterstock シャープが事業の多角化として中東でイチゴ栽培に乗り出している。温度、光、湿度を詳細に調節する制御環境を開発するものだ。 アラブ首長国連邦ドバイにある同社の販売会社、Sharp Middle East Free Zone Establishment(SMEF)の敷地内に建てられた、栽培実験棟で、9月から実験が開始されている。 ドバイは、果物の栽培が非常に困難な土地だ。日本のイチゴは人気があるが、日持ちがせず、流通が難しい。 ドバイの実験棟は密閉環境で、完全人工光型だ。温度、光、湿度は、シャープの技術で精密に制御される。照明にはLEDを使い、温度と湿度の調整には、シャープの「プラズマクラスター」技術を活用する。陽イオンと陰イオンを放出して、空気中に漂うカビ、ウイルス、チリダニ、アレルゲン