【マンチェスター(英中部)=小滝麻理子】英国のメイ首相は4日、自ら率いる与党保守党の党大会で演説し、欧州連合(EU)離脱に向けて党内に結束を呼びかけた。ただ、ジョンソン外相が独自の離脱方針を示すなど、対立はあらわとなっている。メイ氏の政権基盤の弱体化が露呈し、10月中旬に最初のヤマ場を迎える離脱交渉の行方は不透明さを増している。マンチェスターで1日に始まった党大会は4日閉幕した。6月の総選挙で
圧勝予想から一転、メイ首相の保守党が議席数を減らし過半数割れという敗北を喫することになった8日の英総選挙。メイ氏は北アイルランドの民主統一党との連携という苦肉の策で政権維持を模索する。昨年6月の欧州連合(EU)離脱決定後に、分断を修復するリーダーとして期待され登場したメイ氏。あまりに早い凋落(ちょうらく)の背景には、その「おごり」と「密室政治」に対する国民の怒りが浮かんでくる。「シーズ ア ラ
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