経済ニュースサイトの「ニューズピックス」などを運営するユーザベースは、7月の米メディア買収に伴い将来、本社機能を米国に移転する可能性がある。梅田優祐社長は19日のインタビューでこうした考えを示した上で、「世界で最も影響力のある経済メディアになりたい」と述べた。 ユーザベースは2012年に創業した米ニューヨークにあるネット経済専門メディア「クオーツ」を最大1億1000万ドル(約120億円)で買収した。梅田氏は19日のインタビューで有料会員について、現在で約7万4000人いるニューズピックスと合わせ、23年には米国を含む世界で100万人規模に拡大したい考えを明らかにした。