の最大の特徴は「織風合」「織味」「織香」、そして更に「気品」。 これらが一体となって初めて、生きた織物として賞賛される。 生糸の性質をそのまま引き出す独自の技法で独特の光沢を放つ。 座れば優雅なふくらみを保ち、 立てばさらりと折り目立ち、すだれのように端然と形が整う。 激しい舞いの動きなどにも、 さわやかなきぬずれの音して、軽々と足さばきに従う。 すべての動作に耐えうる袴―それが である。 広瀬川の生み出す湿気を「いのち」として機を織る。 やわらかからず、堅からず。 この全く矛盾した二つの要素を織り込むことに、技の難しさがある。 仙台平とは とは合資会社仙台平だけで作られる周知著名な絹織物で、それを作る技術である精好仙台平は重要無形文化財に指定されています。 合資会社仙台平の代表 甲田綏郎(こうだよしお)は、江戸時代から続く の伝統と技を守り、重要無形文化財技術保持者に認定されています