大相撲春場所で発熱のため15日から休場していた平幕の千代丸について、日本相撲協会は、新型コロナウイルスの検査の結果が陰性だったと発表しました。千代丸は18日の11日目から再出場します。 日本相撲協会の鏡山危機管理部長によりますと17日、師匠の九重親方から報告があり、検査の結果は陰性で、傷口に細菌が入って炎症を起こす「ほうか織炎(しきえん)」と診断されたということです。 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、相撲協会は、観客を入れずに行われている春場所で、力士に感染者が出た場合その時点で中止にする方針を明らかにしていますが、検査の結果は陰性だったため、引き続き場所は行われます。 千代丸は、17日朝の体温が37度7分まで下がったということで、18日の11日目から再出場します。