米Symantecやトレンドマイクロなどは4月8日,Symantecをかたる偽メールなどで感染を広げるウイルス(ワーム)「Letum.A」を確認したことを発表した。同ウイルスは中間言語MSIL(Microsoft Intermediate Language)で記述されているため,.NET FrameworkをインストールしたWindowsパソコンやWindows Mobile搭載デバイスに感染する。 Letum.Aは,実行されるとそのマシンに保存されているHTMLファイルからメール・アドレスを収集する。そしてそのアドレスあてに,自分自身のコピーを添付したメールを送信する。 このとき,メールの送信元アドレスは「Symantec Security Response」,件名を「Warning!」あるいは「Virus Alert」,「Customer Support」などとしてSymantecから