日本IBMが行った調査によると、組織的なサイバー犯罪に対し十分な防護対策をとっていると確信していると回答した日本企業は15%にとどまっているという。 日本IBMが行った調査によると、組織的なサイバー犯罪に対し十分な防護対策をとっていると確信していると回答した企業は、世界全体では59%に上ったのに対し、日本企業では15%にとどまっているという。 この調査は、同社とBraun Researchが2005年12月から2006年1月にかけて実施した。世界17カ国、3002社(うち日本企業は150社)のCIO、もしくはCIO直属のエグゼクティブなどを対象に、電話インタビューの形式で行われた。 これによると、サイバー犯罪が物理的な犯罪よりも多大な損害をもたらすと考えている企業は、世界全体では58%だったのに対し、日本企業は69%に上った。損害の内容として日本企業は、顧客の損失(81%)、ブランド/評判