「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」の第4回会合では,日本メーカーの国際競争力などが議論された 総務省は2月22日,通信サービスのIP化に向けた制度を議論する「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」の第4回会合を開催した。約3時間におよぶ会合では,大手通信事業者などのトップ陣が激論を戦わせた。 今回は前回に続き,通信事業者やコンテンツ事業者らへのヒアリングを実施した。ケイ・オプティコム,ジュピターテレコム,テレコムサービス協会,情報通信ネットワーク産業協会,富士通,モバイルコンテンツフォーラム,インフォシティ,東京都地域婦人団体連盟の各社/団体が意見を述べた。その後,いくつかのテーマについて意見を交わした。 座長を努める林敏彦・放送大学教授が日本のメーカーの国際競争力について質問を投げかけると,イー・アクセスの種野晴夫社長が「当社では海外の製品を多く