NECソフトは、複合認証入退室管理システム「BiodePass」シリーズの新製品を発表した。これまで顔・指紋・虹彩認証を組み合わせて利用できたが、新たに顔とICカードによる複合認証を可能にした。 NECソフトは6月26日、複合認証入退室管理システム「BiodePass」シリーズの新製品を発表した。これまで顔・指紋・虹彩認証を組み合わせて利用できたが、新たに顔とICカードによる複合認証を可能にした。2006年秋から発売する。 BiodePassは、人の身体的特徴をキーとする生体認証を活用した入退室管理システム。認証エンジンには、NECが独自開発した顔検出/照合エンジン「NeoFace」、指紋認証システム「FingerThroughII」のほか、シーベルの虹彩認証システム「IrisAccess3000」を採用しており、短期間でシステムを構築できるのを特徴としている。 新製品では、ICカードをキ
NECは6月21日、ライン型指紋センサを搭載したPC向けの小型指紋認証ユニット「PU700-20」を発表した。 NECは6月21日、PC向けの小型指紋認証ユニット「PU700-20」を発表した。モバイル環境も含め、厳密な本人認証を必要とする用途向けに幅広く販売していくという。 PU700-20は、ライン型指紋センサを搭載した小型の指紋認証ユニット。800dpiという高解像度を実現するほか、指内散乱光直接読取方式を採用することで、乾燥指、湿潤指などの読み取りにくい指紋でも高精度の読み取りが可能という。併せて、NEC独自開発の照合アルゴリズムを改良することにより、0.00001%以下という他人許容率を実現した。 なお、ユーザーの指紋データは特徴抽出などの処理を行い、暗号化されたうえで上位のPCに送信され、認証を行う仕組みだ。このため、指紋データそのものがユニット外部に出ることはないという。 N
NECは4月13日、モバイル機器に搭載可能な顔認証エンジンを発表した。NECでは「携帯電話やPDAなどのカメラを使い、さまざまな照明環境下で精度の高い顔認証セキュリティが実現できる」としている。 この顔認証エンジンは、顔検出/顔照合エンジン「NeoFace」の技術をベースとし、小型プロセッサ向けに再設計してメモリ使用量を従来の5分の1に減らした。顔向きの変化や照明の変化を登録した顔画像からシミュレートする摂動空間法を採用しており、さまざまな照明条件下でも高精度な顔認証が可能という。 顔認証を利用するには、モバイル機器などに搭載されているカメラで撮影した顔画像があれば済む。モバイル機器に新たなデバイスを追加する必要はなく、手軽にセキュリティを強化できる。動作周波数216MHzのARM9プロセッサで処理速度を計測したところ、顔検出時間を含め0.3秒で認証を完了した。
富士宮信用金庫は、1万3619名分の顧客情報がWinnyネットワーク上に流出したと発表した。業務委託しているNECグループの協力会社の社員が手形決済処理に関するデータを無断で持ち出し、ウイルスに感染したのが原因。 富士宮信用金庫は3月2日、手形管理システムの開発・保守業務を委託しているNECグループの協力会社の社員が手形決済処理に関するデータを無断で持ち出し、1万3619名分の顧客情報がWinnyネットワーク上に流出したと発表した。 流出したのは、2003年10月時点の法人・個人1万3619名の名称、口座番号、手形金額など。流出した情報のみでは資金移動は行えず、これにより被害が生じる可能性は低いという。該当するすべての手形の決済は完了している。同社によると、現時点で情報が不正に利用されたという事実は確認されていない。 データを持ち出した社員が自宅の個人使用のPCにデータ保存していたところ、
富士宮信用金庫、NEC、NECソフトは3月2日、富士宮信用金庫の手形管理システムから、法人・個人1万3619人の手形決済情報が流出したと発表した。NECおよびNECソフトの協力会社の社員が、NECソフトから個人用のパソコンにデータを持ち出し、ウイルスに感染したパソコンから、ファイル交換ソフトWinnyを通じてインターネット上に流出した。 流出した手形決済情報は、2003年10月時点の情報。法人・個人の名称、金融機関コード、支店コード、口座番号、手形金額。該当する手形の決済はすべて完了しており、流出した情報が不正に利用されたという事実は確認されていないという。流出した情報だけでは資金移動はできず、今後被害が生じる可能性は低いとしている。 富士宮信用金庫の手形決済システムは、NECがシステムの構築を、NECソフトが保守を受託している。 NECグループでは昨年12月27日にも、グループ会社のNE
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