低料金のインターネット電話(VoIP)を悪用した新手のデータ窃盗詐欺が登場している、とセキュリティ会社が注意を促した。 新たなフィッシングともいえるこの詐欺行為の手口は、だます相手に電子メールを送信するのではなく、電話をかける。電話に出ると、銀行口座に問題があると警告する自動メッセージが再生される、とセキュリティアプライアンスのメーカーSecure Computingが米国時間7月10日に声明で述べた。 その自動メッセージは、銀行口座の問題を解決するための電話番号を通知し、そこに電話するよう指示する。そして通知された番号に電話すると音声応答システムに繋がり、16桁のクレジットカード番号を入力するよう求める、とSecure Computingは説明した。 Secure Computingによると、詐欺犯らは、盗んだIDを使用して音声応答システムを設定し、その地域のVoIP電話番号を入手してい
Secure Computingによれば、この手口ではインターネット電話会社にデジタル音声応答システムを設定し、クレジットカード番号などを盗み出そうとする。 インターネット電話を使ってクレジットカード番号などを盗み出そうとするフィッシング詐欺の新たな手口が浮上しているとして、セキュリティ企業のSecure Computingが注意を呼び掛けた。 「vishing」と呼ばれるこの手口では、盗んだ個人情報を使って低料金のインターネット電話会社にデジタル音声応答システムを設定し、特定地域の電話番号に無作為に電話をかける。 相手が出ると自動音声で、クレジットカードが不正利用されたので、これから言う番号に電話するようにと指示。この番号に電話すると、アカウントの確認と称して自分のクレジットカード番号を入力するよう求められ、さらに暗証番号やカードの期限、生年月日などの情報を求められることもある。 Sec
Sophosによれば、PayPalを装ったこのメールにはWebサイトのURLではなく電話番号が記載され、この番号にかけるとクレジットカード番号の入力を求められる。 電話を使ってオンライン決済サービスPayPalのユーザーからクレジットカード番号を聞きだそうとする新手のフィッシング詐欺が登場したとして、セキュリティ企業のSophosが7月7日、注意を呼び掛けた。 この手口ではPayPalを装ったメールを送りつけ、アカウントが不正利用されたと通告。メールには従来のフィッシングメールのようにWebサイトのURLが記載されているのではなく、電話番号が記載され、電話で自分の個人情報を確認するよう促している。 この番号に電話すると自動音声が流れてクレジットカード番号の入力を求められる。ユーザーは自分のPayPalアカウントを確認しているつもりかもしれないが、実際には犯罪者に情報を引き渡していることにな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く