私の住む市(I市)には、獣医が一軒しかない(仮に「O獣医」としておく)。O獣医では、診療に飼い主を立ち会わせようとしない。代わりに「○○時に迎えに来てください。」という。会計は夫人が切り盛りしているが、紙に手書きで金額を書いて示す。明細はない。 以下、(1)以外は人から聞いた話。あくまで噂話である。叩き、バッシングの意図はないので話半分に読んでほしい。 (1)私が幼い頃、家では大きな秋田犬を飼っていた。少し息苦しそうになり、血の混じった尿をするようになったので、そのO獣医に連れて行った。獣医師は、 「フィラリアにかかっていますので、フィラリアを殺す薬を与えます。強い薬なので持つかどうか。」 注射を打ち、薬をもらった。治療はそれ一度だった。だがその直後から、犬はみるみる衰弱し、足腰が立たなくなり、死んだ。 犬はフィラリア症と分かった時点で老犬だった。11才で死んだが大型犬としては長命だったと