地震についての情報を広く発信するONETOPI「地震」。Twitterで @jishin_1topi をフォローするとリアルタイムで情報収集できるほか、スマートフォン用の専用アプリも利用できる 3月11日に発生した東日本大震災以来、地震や津波についての情報を求める人が増えている。ネットを使って情報収集をする場合、問題になってくるのがその情報の正確さだ。特にTwitterなどでは、情報拡散の範囲が広くスピードが速い半面、デマが広がりやすいことも問題になっている。これまで以上に、情報の正確性が問われるようになってきているのだ。 アイティメディアが運営する「ONETOPI」では、さまざまな分野に精通したキュレーターが、その領域の最新情報&重要トピックスをTwitterアカウントでつぶやいている。各ジャンルの専門家たちは、どのように情報を集め、発信しているのか。連載「突撃! となりの専門家」では、
2月27日に南米チリを襲った、マグニチュード8・8の大地震。3月1日18時30分時点で死者が700人を超えたと発表されており、日を追うごとにその被害の大きさが明らかになっています。2月28日には、遠く離れたここ日本でもチリ大地震による津波の危険性が示唆され、各地に警報が発令されました。1993年の北海道南西沖地震以来となる警報発令でしたが、幸いにも被害はなく、3月1日午前10時15分をもってすべての警報・注意報は解除。気象庁は「津波の予測が過大であったこと、警報・注意報が長引いたことをおわびしたい」と謝罪のコメントを発表しました。確かに予想を下回る観測結果でしたが、この謝罪に対しては各方面で疑問の声が上がっています。気象庁から厳重な警告が発令されるほど恐ろしい自然災害、津波。改めてその脅威を考えてみたいと思います。 ■津波の基礎知識 ▽津波の基本知識 まずは知っておきたい津波の基礎知識を、
気象庁は13日、東日本大震災の地震の規模を示すマグニチュード(M)を8.8から9.0に変更したことを明らかにした。
室町時代、東北から関東の太平洋岸を巨大津波が襲った可能性があることが、産業技術総合研究所の調査で分かった。東北地方南部沖で起きたマグニチュード(M)8級の地震による津波らしい。この地域は9世紀にも国内最大級の津波の痕跡が確認されており、数百年間隔で巨大地震による津波が繰り返されている可能性がありそうだ。 産総研によると、宮城県石巻市、山元町、茨城県日立市の地層から大津波で運ばれたとみられる砂などが見つかった。最大で海岸線から約1キロ内陸側で確認された。 年代分析の結果は、1200〜1650年とばらついたが、産総研海溝型地震履歴研究チームの宍倉正展チーム長は「室町初期(14世紀)前後が多い。分析精度も考えると同一の津波による痕跡とみられる」と話す。 この海域では平安時代(869年)にもM8を超す大地震が発生、「貞観(じょうがん)津波」と呼ばれる大津波が起き、千人を超す死者が出たと古文書
地震発生直後から僕はインターネットで情報収集を続けていたのですが、その際、地震のマグニチュードについての疑問がネット上でくすぶっていることに気づきました。 1) マグニチュードの定義がよくわからない。気象庁は最終的な発表ではモーメントマグニチュードという普通の気象庁が使っているマグニチュードとは違う値を使ったようだ。理由が分からない。何か隠しているのではないのか。 2)マグニチュードがUSGSの発表とズレていたのはなぜなのか 3)なぜ気象庁はマグニチュードを発表の度に変更するのか 地震の授業などを高校や大学で受けたことがある人なら不思議ではないことも、そうでない人にとっては一種の不安の要素にさえもなりえているようです。マグニチュードについてはネット上にも解説はありますが、ポイントとなる点を抑えた上で解説したいと思います。 1)マグニチュードって何 マグニチュード(M)は簡単に言えば"地震の
a.震度 地震のたびにそのゆれ方が違うことは、日常的に経験している。地震のときのある場所でのゆれの程度表わす尺度が震度である。日本では震度0~震度7まで、ただし震度5と、震度6は“強”と“弱”にわけられているので、全部で10段階ということになる。この中で、震度0はゆれなかったのではなく、地震計にだけ感じて、人体には感じない程度のゆれである。 以前気象庁は、職員の体感と周囲の状況で震度を決めていた。しかし震度計の開発により、1996年以降は震度は計測震度計という機械によって測られている。 震度とゆれの程度、ライフラインに与える影響などは、気象庁の「震度階級関連解説表」を参照。 震度はある場所でのゆれの程度なので、ある一つの地震に対しても、観測した(地震に遭遇した)場所が異なれば、震度も異なる(ことが多い)。一般に、震源に近い方が震度は大きくなるので、震度は震源(震央)を中心とした同心円上に分
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