バッチファイルなどで環境変数の値を設定する場合、通常は「SET」という、コマンドプロンプトの内部コマンドを利用する。だがこのSETコマンドで設定した変数の値は、そのコマンドプロンプト内(およびそこから起動したプロセス)でのみ有効であり、別のプロセスやユーザーからは参照できないし、変更することもできない。 これに対し、システムのプロパティ(エクスプローラーで[マイコンピューター]あるいは[PC]を右クリックしてポップアップメニューから[プロパティ]を選択すると表示されるダイアログ)の[詳細設定]タブにある[環境変数]ボタンを使って「システム環境変数」の値を設定すると、システム全体のデフォルトの環境変数として利用できる。 また「ユーザー環境変数」の値を設定すると、ユーザーごとに固有のデフォルト環境変数(ユーザーがログオンしたときに参照できる環境変数)として利用できる。これらで設定された環境変数
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