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2000年代にPCの業界が犯した最大の過ちは、パーソナルコンピュータを家庭に普及させようとしたことだ。この時期は、携帯電話がみるみるうちに個人に浸透していった時代とも重なる。その時期に、PCの業界は、まるで固定電話を勧めるようなビジネスを展開していたのではないか。 ●携帯電話が嫌いなわけじゃない Hewlett-Packard(HP)の業績が好調だという。残念ながら日本ではまだ世界最大のPCベンダーというイメージを実感できるような成績は見い出せないが、ワールドワイドに視点を移せば、それを確認できる。そのHPが、このところ掲げているのが「The Computer is Personal Again」というスローガンだ。まさにパーソナルコンピュータへの回帰である。そしてアップルもまた、家族でPCといったスタイルのパーソナルコンピューティングは眼中にない。 もはや、企業で使われるPCはパーソナル
高齢になってから始めるPCはたいへんだが、いったんそのハードルをクリアすれば、高齢によるネックをさまざまな場面でPCがパーソナルデジタルアシスタントとしてバックアップしてくれる。 ●なんちゃってクアッドを指摘する恐るべきおばあちゃん インテルが「コンピューターおばあちゃんの会」の会員向けPC勉強会を開催、吉田和正共同社長がPCを構成する主要部品を紹介しながら、PCを組み上げ、完成品を同会に寄贈した。CPUはCore 2 QuadにチップセットはIntel G33 Express、メモリは2GB、250GのHDDを搭載する高スペックなWindows Vista Home Premium PCだ。バランス的にHDDの容量がちょっと少なすぎるとか、マザーボードにDVI出力がないのは使いにくそうだとか、つっこみどころはあるものの、自作が思ったほど難しくないことを知った参加者だから、ビデオカードやH
「今のPC、あと何年使いますか? 」 このところ数週に渡って、この夏商戦に向けて新しいモバイルPCを紹介してきた。同じような主要コンポーネントを使いながら、価格、機能、軽さ、大きさなどさまざまな軸で、製品ごとに異なる味付けがされているのは、モバイルPCならではのものだ。 コンシューマでも企業向けでも、パナソニックの「Let'snote」シリーズが人気を博したことで、一時は同じようなPCばかりになりかけていたが、本来、モバイルPCは製品それぞれに異なる魅力を持たせやすいカテゴリである。 とはいえ、幅広くさまざまなPC業界を見渡してみると、コンシューマPC市場を下支えしているのは、比較的、価格の低いPCたちだ。ノートPCならば14万円前後、デスクトップPCはTV機能付きの一体型が売れ筋とあってばらつきはあるが、あるメーカーの出荷構成比を見ると7割が一体型。そしてその大部分がノートPCを応用した
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