鉱物資源の確保・備蓄戦略に拍車 中国、中南米での資源外交活発化 (1/3ページ) 2009.2.23 19:36 【北京=野口東秀】中国の習近平国家副主席は23日、約2週間に及ぶブラジルやベネズエラなど中南米の地下資源保有国歴訪の旅を終え帰国した。中国は、世界的な景気後退による資源価格の下落を「チャンス」(国家エネルギー局)として、首脳たちが積極的な資源外交を活発化させており、石油のほか、銅などの鉱物資源の確保・備蓄の増大を国家戦略として明確に打ち出している。 AP通信によると、反米姿勢を強めるベネズエラのチャベス大統領は、習副主席との会合で、「今後200年にわたり、中国が必要とする石油を供給する」と約束した。ベネズエラは日量33万バレルの石油を中国に輸出しているが、2012年までに同100万バレルにまで増加させるという。 習副主席はさらに、メキシコと鉱山開発の契約を結んだほか、ブラジ
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